今回はビタブリットCヘアーEXの副作用と初期脱毛について取り上げていきます。
もともと化粧品だったビタブリットCヘアーからビタブリットCヘアーEXとなったことで医薬部外品になったわけですが、本来医薬品でない限りは副作用はないとされていますね。
ただ、成分によっても肌が合わなかったりする人もきっといるはず。
そんなわけで、ビタブリットCヘアーEXの副作用と初期脱毛、そして全成分についても細かくいきます。
ビタブリットCヘアーEXに副作用はある?
そんなビタブリットCヘアーEXの副作用についてなのですが、ビタブリットCヘアーが化粧品時代から現在の医薬部外品になってからも共通することで、医薬品ではないので副作用はありません。
ただ、人によっては赤みが出たりするようですが、ビタブリッドCヘアーEXには「フェノキシエタノール」という防腐剤が含まれています。
この成分は天然成分ではありますが、アレルギーが出る可能性がある成分パラベン同様の成分と言われており、それが影響して頭皮のかぶれに繋がっているのかもしれません。
場合は病院で診てもらうことが先決ですね。
初期脱毛は?
ビタブリットCヘアーEXに初期脱毛はあります。
というよりもビタブリットCヘアーEXに限らず、育毛剤を使うことでヘアサイクルが正しく改善してくれようとするので、新たに強い髪が生まれていくために既存の髪が抜けたりすることはよくあることです。
初期脱毛の原因としては
髪が生えて成長する成長期、髪の成長が止まる退行期、髪が抜けるまで待ってくれる休止期というヘアサイクルを繰り返しています。
それは、健康的な髪を生み出す前ぶれでもあるので寧ろ良いことでと解釈するべきですね。
よく初期脱毛はマイナスイメージがありますが、それだけ新陳代謝が活発化してくれてる証拠でもあるということなのでこの脱毛はプラス面で考えて良いのかなと思います。
ビタブリットCヘアーEXは、髪を元気にさせ、髪が抜けてもまた強い髪を生え続けさせるためのヘアサイクルを支えてくれる発毛促進剤といいます。
なので、乱れたヘアサイクルであれば、健康的なヘアサイクルを生成してくれるための、初期脱毛ともいえるでしょう。
ビタブリットCヘアーEX全成分・パウダー
前述でも触れた成分ですが、ここではビタブリットCヘアーEXの全成分について見ていきましょう
まずはパウダーからからどうぞ。
酸化亜鉛
亜鉛の酸化物となる白い粉末。
ビタブリットCの特徴であるパウダーがこの成分になります。
止血・鎮痛・防腐の効果もあって、化粧品に用いられたり、医薬品としても使われることが多いですね。
水には溶けないため、パウダーが白く残るのはこの成分が原因となります。
アスコルビン酸
ビタミンCが働いてくれているのは、この成分で表記上はビタミンCではなく、アスコルビン酸となっています。
老化、脱毛防止といった働きから17型コラーゲンのサポート役にもなってる有効成分です。
ステアリン酸グリセリル
界面活性剤の一種。
本来水と油は混ざることはありませんが、界面活性剤で上手に混ざることができこの乳化効果に繋がるといいます。
ビタブリッドCヘアーEXの場合、この成分がより浸透力を高めてくれるということですね。
ナイアシンアミド
ビタミンB群の一種でもともとの名称はニコチン酸アミド。
ビタミンB3とも呼ばれています。
皮膚や粘膜の正常化してくれたり、血行促進効果もあって、いろんな育毛剤にも含まれている成分ですね
アルギニン
塩基性アミノ酸の一種
効果としては血行促進や肌の再生化など、コラーゲン生成の役割を果たしてくれる安全な成分とされています
システイン
アミノ酸の一種
主に毛髪や体毛などに含まれているアミノ酸で、毛髪の再生化に役立つ効果とされています。
イノシトール
ビタミンB群の1種
神経細胞に働きかけてくれる成分で、健康な皮膚維持の手助けをしてくれる成分で、脱毛予防にも働きかけてくれます
パンテノール
皮膚細胞の活発化や、新陳代謝を高めてくれる作用があります。
頭皮のダメージを修復してくれるといった効果といったところでしょうか
また、保湿力の効果もあってかゆむ防止にも働きかけてくれるんだとか。
アデノシン
抜け毛予防、発毛促進効果など、注目されている成分。
ヘアサイクルである成長期の期間を引き延ばして休止時期である退行期の移行を遅らせる働きがあるとも言われています。
抜け毛予防としては、毛根への栄養を浸透される効果や、発毛促進については髪の毛を作り出す司令塔でもある乳頭細胞に働きかけ、発毛促進因子となるFGF-7を生成してくれます
カフェイン
珈琲や紅茶などに含まれる成分で覚醒作用があることは有名ですね。
これが育毛に関係する部分においては男性ホルモンとなるテストステロンを抑えてくれる作用があると言われています。
ビオチン
別名でビタミンB7
これがコラーゲンの生成をしてくれるといいますので強い髪を生み出す意味でも大事な役割を果たしてくれるんだとか
薄毛や抜け毛の直接的な効果ではなく、頭皮環境の手助けの一種といったところでしょうか。
ビオチンが不足すると、白髪の原因にもなりますので、そういった意味でも白髪効果への期待もあります。
パルミトイルトリペプチド-1
保湿や頭皮ほぼに作用してくれ、口紅に使われる成分で肌に弾力性を与えてくれる期待があります。
パルミトイルペンタペプチド-4
旧名称がパルミトイルペンタペプチド-3
マトリキシルと呼ばれることも多いです。
頭皮の再生化、コラーゲン生成、シワ改善などにも働きかけてくれる成分です
パルミトイルテトラペプチド-7
上記のパルミトイルシリーズ同じ働きではありますが、アンチエイジング効果、肌の弾力性の手伝いをしてくれるといったところでしょうか。
特にこのパルミトイルテトラペプチド-7は老化防止であるアンチエイジング要素が強いとされています。
アラントイン
頭皮の炎症を抑える効果があるとされています。
コラーゲン、エラスチン生成など頭皮の弾力を与え、頭皮環境を整えることで育毛効果の期待も持てます。
ビオチノイルトリペプチド-1
まつげの美容液でよく使われる成分で、育毛効果にも良いとされておりいろんな育毛剤にもよく含まれていますね。
まつげ同様に、毛髪を強くするといったイメージでしょうか。
オレアノール酸
化粧品や医薬部外品でよく使われる成分でトリテルペンの一種
アンチエイジン、抗癌作用があり、このオレアノール酸にも、男性ホルモンを抑制してくれる働きがあるため、育毛効果に繋がると言われています。
アロエベラカルス培養エキス・ブドウカルス培養エキス・モモカルス培養エキス
保湿効果のアロエベラカルス培養エキス、保湿効果と血行促進のブドウカルス培養エキス、収れん作用や肌荒れ改善に期待ができるモモカルス培養エキスということで、カルスという植物細胞の塊となっています。
トレハロース
頭皮に欠かすことができない成分
頭皮への潤いを与えてくれ、乾燥を防いでくれる作用があります。
頭皮の乾燥は老化に繋がるのでアンチエイジング効果や、水分保持機能で頭皮環境を整えてくれる作用があるということですね。
加水分解シルク
絹繊維を加水分解されたもの
ビタブリッドCヘアーEXの数多くも成分に共通する保湿、乾燥予防、傷んだ髪への修復機能も果たしてくれる成分
これがハリ、コシを与える作用にも繋がるわけですね
ビタブリットCヘアーEX・ヘアートニック
続けてビタブリットCヘアーEX全成分、ヘアートニックを見ていきましょう!
精製水
ヘアートニックは液体なので、純粋な水となります。
エタノール
売り出されている育毛剤にはほとんど配合されている成分
前述でも触れた成分ですが、育毛剤の場合はアルコール成分なので、皮脂を溶かす作用で頭皮への浸透力を高めてくれることになります。
殺菌、消毒の効果がありますのでフケ、かゆみなどのトラブルを防いでくれるのもこの成分の役割となりますね。
1,3-ブチレングリコール
多くの育毛剤や化粧品に含まれてるアルコールの一種
効果としては、肌の潤いを保つことに期待がもてる成分で、アルコールでもあるので雑菌効果から浸透力の手助けにもなります。
モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)
基本的な表記ではポリソルベート80とされています。
液体乳化剤で頭皮への浸透力を上げてくれる役割。
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
硬化されたヒマシ油からポリオキシエチレンを組み合わて混合したもの
育毛剤としては、この油分と水分を交ぜ合わせることで乳化効果に繋がるといったところでしょうか
フェノキシエタノール
前述でも触れたパラベンと同じ防腐剤の一種
パラペンと比べたら刺激は弱いのでアレルギーのリスクは限りなく少ないと言われています。
育毛効果はありませんが、育毛剤としての防腐剤としての役割とされています。
dl-メントール
役割としてはメントールそのもの。
炎症やかゆみを抑えてるなど頭皮環境を整えてくる作用となります。
ほかには血行促進によって栄養素が頭皮にいきやすくなり、育毛効果にも繋がります。
D-パントテニルアルコール
表記上D-パントテニルアルコールですが、パンテノールと同じ。
効果としては、細胞を分裂化することでの髪の成長を促進、保湿効果、新陳代謝をを高めることでアンチエイジング効果にも期待がもてます
L-リシン塩酸塩
必須アミノ酸の一種でリジンとも言われており、塩酸塩化された成分
リジンを水に溶かすことで塩基性になり、それを塩酸で中和することによって塩酸塩ができるわけです。
ビタブリッドCヘアーEXでは保湿効果や頭皮環境を整えてくれる作用に働いているんだとか。
酢酸DL-α-トコフェロール
「トコフェロール」のことでビタミンE誘導体の一種
ビタミンEは若返り効果があるといわれてますが、ビタミンCと一緒に酸化を抑制したり、血行促進の効果もあります。
肌の老化防止や、肌荒れを防ぐ効果があることでも知られており、酢酸dl-α-トコフェロールには強い抗炎症作用と抗酸化作用が認められており、肌が紫外線から守る働きがあります。
肌のトラブルに効果があるということで、育毛剤以外のスキンケアにも使われることが多いですね。
クエン酸ナトリウム
ナトリウム塩・ナトリウム塩・ナトリウム塩の3種類のクエン酸のナトリウム塩があります。
pHの調整で使われ、化粧品に使われることが多いとされてます。
N-ステアロイルフィトスフィンゴシン
肌には数多くのセラミドがありますが、その中のセラミド-3のことです。
機能性としては水分保持とシワを軽減する作用があるんだとか。
加齢により、このセラミドは減っていくことで肌の乾燥に繋がるめバリア機能が低下してしまいますのでそういったことを抑制してくれる効果があるわけですね。
ビオチン
水溶性ビタミンの一種でビタミンB7です。
ビオチンは髪のメイン成分に含まれるタンパク質の1つであるケラチンの合成の手助けをしてくれ髪に栄養を与えるための大事な働きをしてくれます。
腸内で分解されるものでレバー、大豆、卵黄で摂取できることでも知られていますね。
この記事のまとめ
以上、今回はビタブリットCヘアーEXの副作用から初期脱毛と成分についてチェックしてみました。
ビタブリッドCヘアーEXはD-パントテニルアルコールと酢酸DL-α-トコフェロールが有効成分となります。
育毛効果が期待できる成分については、酸化亜鉛、ビタミンCとなるアスコルビン酸、オレアノール酸、アデノシンといったところでしょうか。
実際に使ってみて成分については深く気にしていませんでしたが、こうして細かく成分を知ることで使うとまた新たな発見がありそうですね。